今日は、
「直感って、どうやって鍛えればいいの?」
とよくご質問いただくので、
正しい選択をするための視点を
お話してみたいと思います。
ビジネスで成功している人たちは、
実は意外なほど
「直感」を大切にしています。
数字やロジックももちろん必要ですが、
大きな決断や、
チャンスをつかむ瞬間には、
「私、これだと思う」という確信が
ないところでは、動けないのです。
この“確信”の正体こそが、
自分の中にある「直感」です。
直感とは、ふとした瞬間に湧く
「私はどう思うんだろう?」
「私はどう感じるんだろう?」
という感覚。
外から与えられた答えではなく、
自分の内側で育てていくものなのです。
ここからは、
直感を育てるための3つのポイントをご紹介します。
【1】決断を早くする
考える前に、
すぐに決める習慣をつける。
瞬間に感じて決めて、
これが正しいと、
感じる確信を得ることも可能です。
たとえば、
「メニューは10秒以内に決める」など、
日常の小さな選択を
速くするルールを作ってみるのもおすすめです。
続けていくうちに
意識しなくても、
早く決められるようになってきます。
【2】思考や思い込みを手放す
直感が鈍る原因のひとつが、
あれこれ考えすぎることや、
「こうあるべき」という観念です。
「いやだって…」
「そうはいっても…」
そんな言葉が浮かんでくる前に、
直感で感じたこと、
「私はどう感じている?」
と自分に問いかけてみる。
【3】感情を手放す
不安や迷いといった
ネガティブな感情は、
思考を巡らせた結果生まれるものです。
直感は、
感情が出るもっと前の段階にあります。
「どうやったらできるか」ではなく、
「でも今は無理だから」と
感覚を抑えてしまっていないか──
まずは、感情が出てくる前の直感を
優先してみましょう。
だからこそ、
今日の選択から「感じて決める」
を、少しずつ
試してみてくださいね。