私は今、セールスライティングの
講座を受講しています。
というのも、私のセッションを通じて
クライアントさんが
「本当にやりたいこと」に気づいたとき、
もし、その想いを形にして
ビジネスを始めることになったら——
そのスタートを、
私もそっと支えることができたら
と思ったからです。
魂の望みがかたちになる場面に、
寄り添うことができたら。
そんな気持ちから、
この学びを続けています。
講座の中で、ある出来事がありました。
その日はグループワークがあり、
たまたま一緒のチームになったのが、
保険会社で支社長をされている
という男性でした。
自己紹介のとき、
その方はこうおっしゃいました。
「自分でビジネスを始めたいと思っているけど、
まだ何をするか決まっていなくて…」
ワークのテーマが決まらないので
その方は進めることができず、
少し困っている様子でした。
私がシェアしたワーク内容に、
その方からアドバイスを
いただいたこともあり、
お返しのような気持ちで、
ほんの少しだけ、
私からもアドバイスをお伝えしました。
(ライフコーチはアドバイスも
しっかり行います。)
本来なら、セッションの中で
じっくりお伝えするような内容ですが、
その時ふと感じた直感を、
お話ししてみました。
「何をやれば儲かるか?」
という視点から考えると、
“本当にやりたいこと”
がなかなか見えてこないことがあります。
だからこそ、
視点を変えてみるだけでも、
答えは見えてくるかもしれません——
といった内容をお伝えしました。
すると、その次のワークのとき。
その方は自信に満ちた表情で、
「やりたいこと、わかりました!」
とお話しされたんです。
「こういう方の悩みを解決したい」
「自分の経験を活かせるかもしれない」——と。
私はびっくりしました。
「もうわかったんですか…⁉︎」
と思わず聞いてしまうほどの変化。
きっと、日頃からご自身と
向き合っておられたのでしょうね。
必要なタイミングで、
必要な言葉が届いたのだと思います。
ほんのひとことでも、
魂に届くとき、それは
小さなスイッチになることがあります。
その方の中にはもうすでに答えがあって、
ただ、その一歩を踏み出す
「きっかけ」が必要だったのかも
しれません。
ビジネスというかたちも、
魂の望みをこの世界に表現する
方法のひとつ。
だからこそ私は、
これからも学びを続けながら、
クライアントさんの“魂の芽吹き”
をそっと後押しできる存在でありたいと、
改めて感じた出来事でした。