ここまで、繰り返し起きる出来事の意味や、
気づくことで人生が変わっていく
お話をしてきました。
けれど、もしかしたら
こんなふうに感じている方も
いるかもしれません。
「魂って、結局なんなの?」
「なんとなく聞いたことはあるけど、実感がわかない」
「体と心と魂って、どう違うの?」
そこで今回は、
まだ“魂”という言葉にピンときていない方へ、
改めてこの「魂」について、
少しお話してみたいと思います。
魂とは、
私たちの“本質”や“根源”のような
存在だといわれています。
この肉体が変化し、
心が揺れる日々の中で、
それでも変わらない「本当の自分」がいるとしたら——
それが“魂”なのだと、
古くから伝えられてきました。
輪廻転生の考え方では、
魂は何度もこの世界に生まれ変わりながら、
さまざまな経験を通して
成長しつづけているとされています。
魂は、善悪や正解・不正解の世界ではなく、
ただ“経験したい”という
純粋な動機のもとに旅をしています。
だからこそ、
ときに私たちが
「なんでこんなことが起きるの?」
と思うような経験も、
魂にとっては大切な学びや
気づきのプロセスだったりするのです。
魂の存在を「信じる・信じない」ではなく、
「なんとなく感じている」
「よくわからないけど気になる」
そのくらいの距離感でも、
きっと十分なのだと思います。
いろいろと難しい言葉や
考え方も出てきましたが、
「魂」とは、
“本当の自分”や
“心の奥底にある静かな感覚”
そんなふうに、受け取っていただいて
まったく問題ありません。
大切なのは、
外にある正解ではなく、
「あなた自身が、どう感じるか」
ということなのかもしれません。
次回は、
「魂の場所」や
「どのようにその声が届いてくるのか」
について、
私自身が感じていることも交えながら
お話してみたいと思います。